膝痛になるメカニズム

ヒザ痛の多くは、「変形性膝関節症」と呼ばれるものです。
変形性膝関節症は、加齢による「筋肉の衰え」「筋肉の柔軟性の低下」「体重増加」「過去のケガ」などの様々な原因で、ヒザ関節に負担がかかり過ぎて軟骨がすり減り、さらには関節内の骨変形を起こすことで症状が現れます。

また、スポ－ツなどによる過度な負担が原因でヒザ痛になることもあります。

・ヒザに強い衝撃が加わることで「骨膜」に炎症が起こる。

・ヒザの屈伸運動を繰り返すことで、ヒザの内側・外側にある「側副靭帯」や関節内の「半月板」「十字靭帯」に炎症が起こる。

などが、それに当たります。

それ以外にも、内因的な理由によるヒザ痛もあります。

・「関節リウマチ」や「痛風」などの全身性の疾患により、関節に炎症が起こる。

・何らかの原因で血流れが阻害され、痛みや腫れが起こる。

などが、それに当たります。

以上のように、ヒザ痛の原因は多岐にわたります。
歩行時にヒザにかかる負担は、通常、体重の2～3倍と言われていて、ヒザは加齢と共に故障が出やすい場所ですが、メンテナンスでいたわることで、自分の足で歩く健康寿命を延ばすことができます。

当院の膝痛に対するアプローチ・治療法

「変形性膝関節症」の主な原因は加齢によるもので、一度変形した骨や関節を元通りにすることはできません。
しかし、痛みを和らげることや変形を最小限に止めることは可能です。

当院では手技で「各関節」「筋肉」「筋膜」を調整矯正することで、ヒザ以外の関節や筋肉が正常に動けるように健康な状態に戻し、痛いヒザに、できるだけ負担がかからないように生活できる身体づくりのお手伝いをいたします。

さらに、ご自宅でできる「セルフトレーニング」や「ストレッチ」の指導を行い、ヒザへの負担を軽減させて行きます。

ヒザの痛みなどの症状を改善するためには、定期的に施術を続けることをお勧めいたします。あきらめずに、ご一緒に改善して行きましょう。